2009年07月12日のニュースとネタをお届けします
DQ9が面白いです。とても、予想外にも面白くて困っております。何が楽しいのか"コレ!"と明確にあげるのが難しいですけれども、少なくとも遊んでいて"もっとやりたい!"と思わせる何かが詰まっているのは間違いありません。
あえて苦言を呈するならば、ストーリーが少し浅めであるという点。特徴的なイベントが乏しいため、3ヵ月後に内容を覚えているかどうか不安になるレベルです。
過去のDQシリーズを振り返ってみます。DQ5を思い返すと、幼少時代のオープニングから感動のエンディングまで逐一リストアップできそうなほど内容の詰まった、印象深いイベントばかりでした。次回作のDQ6もストーリーはなかなか凝っていましたし、DQ7も……100時間という超特大ボリュームであることを考えればよくまとめられたストーリーであったともいえます。それがDQ8ではどうでしょう。フィールドをシームレスに駆け回ることだけを念頭に置かれたゲーム作りのためか、ストーリーは三の次。僕などはプレイしている最中からストーリーを忘れていく始末で、思い出といえば動物みたいなの(既に記憶があやふや)に乗って山を延々走りどおしたことくらいです。
いつからDQがストーリーを重視しなくなったのかはわかりませんが、DQ5をピークに下がり続けてきたストーリーの質は本作もちょっと控えめであり、そこだけが残念です。ただ、先述のDQ8よりわかりやすく、僕自身が単にあまりにもプレイを急ぎすぎてまだ咀嚼しきっていないということもありますので、3ヵ月後振り返ってみれば実はとても有意義なゲームだったと感じているかもしれません。ただひとつはっきり言えるのは、DQ9は"どうせつまらないだろう"という負の期待を真っ向から裏切ってくれた、このひとことに尽きます。やー、やっぱドラクエ面白いっすねー。
[追記] とても残念な点を思い出しました。キャラクターエディットで選択できる顔のパーツがそれぞれ8種類しかないことです。ツインテールがあれば……ツインテールさえあれば、ヴィータちゃんができたのに……!! (※名前の自動選択の候補に『ヴィータ』がやたらと挙げてくるAIは間違いなく俺のゴースト)
2週間前のブレイブルー、昨日のDQ9、と立て続けにゲームをプレイしてきましたが、その隙間にもう1本ゲームを買っていました。それは『初音ミク -Project DIVA-』。
このProject DIVA、ブレイブルーで忙しく、また夏商戦まえのクソ忙しいときに発売されたということもあり、ほとんどプレイするつもりはありませんでした。目当ては特典のねんどろいどで、ゲーム自体はサントラのようなものだと考えていました(ソフマップ特典でCDもつきますし)。
ソフトが家に届くと、まぁさすがに発売日に買ってその日に開封しないのもアレかと思えてきて、プレイ開始。おお……負の期待通りのデキだ……。
それまでのゲームの紹介記事を見ているとどうにも劣化版ポップンミュージック+パラッパラッパーのような、チープな音ゲーという印象しかありませんでした。実際にプレイしてみるとやはりその印象どおりの内容で、"オーソドックスにもほどがあるレベルの音ゲー"でした。基本的に音楽に合わせてボタンをうんたんすることにしかゲーム性がありません!
くわえて問題なのが背景の存在。全画面を使って3Dミクがちょこまか踊るのですが、そのエフェクトとポリゴンが頑張りすぎて処理落ちが発生します。リズムが命の音ゲーなのに! PSP-3000で発生しているので(PSP-1000でも確認)、これはUMDやCPUの問題ではなく単にSEGAの技術不足か確認不足が原因かと思われます……SEGAの技術は世界一ではなかったのか!
いや、そもそも背景が騒がしくてボタンが見えないから背景を消すオプションがほしい! 本末転倒!
と、散々なプレイ初日でした。
が、そこは音ゲーの怖いところ。プレイした楽曲が耳から離れず、気づいたら毎日PSPを起動していました。『ハト』とか『みくみく菌にご注意♪』とか、もうなんて酷い曲なんだと、酷いのは処理落ちとロード時間だけじゃなくて選曲もかと、最初は思っていましたが、いまじゃもういつの間にか口笛で歌っている中毒度。ヤベぇ……こいつはヤベぇです。
ゲームの難易度としては"初聴の曲だと最初のプレイで大体死ぬ、好きな曲だと最初のプレイでGREATを出せる"という音ゲーとしては平均的(あるいはラクめ)なレベル。収録曲のうち聴いたことのある曲がなぜか3曲しかなかった初音ミク大好き(が自称に過ぎなかった)人間の僕としては適度なプレイ難度でした。ワールドイズマインで3回連続ゲームオーバーになったのはここだけの秘密。Packagedで初回からフルコンボを叩き出したのは結構な自慢。
残念な点は……まぁ挙げてきたように処理落ちやローディングの多さなど枚挙に暇がないんですが、とりわけ残念なのがウリである『リズムゲームエディット』がとても面倒くさい点。せっかくPSPと外部ディスプレイをつなぐためにD端子ケーブルを買ったので、『サイハテ』のエディットゲームを作ってニコニコにでもアップするっぺなどと考えていたのですが、とてもムリ。何十時間かかっても作れる気がしない、わかりにくさ満点のUIには残念としか言いようがありません……いや、普段からDTMとかやってる人にはわかりやすいのかな……。マリオペイントレベルのわかりやすさはもとめるだけ酷なのでしょうか。
『サイハテ』といえば、先日発売されたアルバム『VOCALOSTAR』に収録されていましたが、なんとこれまでの"音量バランスアレンジ版"(現在公開されているもの、便宜上ver.1.01)にさらなるアレンジが加えられた、いわばver.1.02となる新録曲になっていました。ver.1.01のときと同様、いろいろとエフェクトが変わったり音が増えたりしているので、必聴です。
アニメイトとブロッコリーが6月まで開催してきたマンガ購入1冊ごとにポイントがたまるキャンペーン。景品をもらうためにいつもの倍近いペースでマンガを買い続けたら、部屋の片隅に未読のマンガの柱ができました。ちなみにほしい景品は目の前で交換終了になりました。……なんでだ……。
うみねこのなく頃に、アニメがはじまりましたが僕としてはとてもがっかりでした。OP曲がティラミス富竹じゃない、展開がわかりにくい、作画が早くも崩壊の前兆アリ、とひぐらし1期を思い起こさせる(おそらくそのとき以上にひどめ)ような出だしです。コミカライズ版があれだけ面白かったのに、なぜそちらに準拠しないのか……うーん。
ブレイブルーもストーリーモードのトゥルーエンドをクリアし、残るは各キャラクターのコンプリート作業のみ(推定20時間)。Project DIVAはモジュールが20%しか集まっていないので、まだまだ先が流そう。DQ9はネタバレのないWikiを探しつつプレイしているため(手はじめにこことか)、完全クリアはいつになることやら。そんな感じでとてもやりたいことだらけの夏になりそうです。今年夏休みはないんですけどね! 社会人っていやですね!
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2009年07月13日 0時更新
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