FFの主人公たちがスマブラるゲームこと『ディシディアファイナルファンタジー(以下ディシディアFF)』が先週発売になりました。PSP専用ソフトとして年末最も注目されている本作は、これまた先日発売された新型PSP『PSP-3000』との同梱版もリリース。オンライン予約があっという間に締め切られたニュースは記憶に新しいところです。
そんな人気・注目度ともにディシディアFF同梱版PSP、すっかり波に乗り損ねて予約もせず、まぁソフトだけでもいつか買うかとぼんやり考えていました。しかしながら、それでも『もしかして』と思うのが人情。秋葉原なら予約しても買えるんじゃね、と淡い期待を持ちつつ仕事帰りに秋葉原へ。すると……本当に普通に売っていました……。それにしたってまさかゲーマーズの店頭販売で買うだなんて、誰からぬ僕が一番考えていないプランでした。
まさに『化粧箱』といわんばかりに豪華な個装箱をあけると、ディシディアFFとPSP-3000が。ディシディアFFはパッケージが特別仕様、PSP-3000は同梱版専用の特別色・パールホワイトとなる『PSP-3000ZW』。パール塗装がいい感じにラメラメしていて、なおかつ初代PSP-1000とは比べ物にならないほどの軽さと薄さ。いい意味でゲーム機らしくない高級感です。
ただ……電源を入れてひとつ大問題が発覚しました。これ……画面が歪んでね?
よくよく見ると液晶面を保護するためのアクリルガラス(ないしポリカーボネート)に『溜まり』ができていて、プリズムのように光を乱反射しているのです。『溜まり』の土手は四隅に集中しているため、画面が長方形ではなく角丸0.5mmくらいの歪んだ楕円に見えてしまいます。かつ、真上から1度でもズレて見ようものならその縁取りが虹彩色を放ちます。イロトリドリノセカイとはよくいったもんだ!
実際のプレイにどこまで悪影響が出るかというと大勢には影響しないものの、視線を四隅に向ける度にイラっとするレベルではあります。だってドット単位で四角形を保ってないんだぜ……プリズミックな乱反射もチラチラと実に気がかり。気にしだすともう止まらないぃぃぃッッ!!!!
上記写真ではお伝えしづらいのですが、この『溜まり』は誰もがひとめで気づけるであろう酷さです。ネットで見てみるとちらほら同様の『溜まり』発生の話があるよう(めっつぉさん然り)。これは傾向性大、ロット単位あるいは全台発生の現象かもしれません。となるとユーザーサポートに問い合わせたところで『ドット欠けと同様に製造上の限界、っていうか仕様です』とか言われそうで泣き寝入りになりそうです。任天堂なら液晶周りはいろいろと敏感に反応してくれるようですけど(最近の談合報道とは別に)、SONYは液晶周りだとかなり鈍感だというイメージが強いですからね……テレビと同じ基準でゲーム機のハードウェア品質を語られるとどうしても筐体の小さいゲーム機は不利です。でもこのPSPの画面サイズをブラビアサイズにしたら幅何cmの土手が出来上がるんだろうかとね、もう。
まだユーザーサポートには連絡していないので憶測でこれ以上モノは言えませんけれども、そもそもこのレベルの製品を市場に出してしまうSCEには心底がっかりです。どういう品質保証体制なのかと、限度設定はどのラインなのかと小一時間おしゃべりしたいですね!
あれですか、本件はSONY信者なのにWiiとXbox360買った僕への天罰ですかそうですか。まこのPSP-3000も実はテイルズやるために買ったようなもんですけどね(3例目)。そういえばワンダースワンカラーのときもFF同梱版買ったなぁ……FF3本しかやらなかったなぁ……。
ちなみにPSP-3000そのもののデキは、世間で言われているような横じま/縦じまはそれほど気にならず、ただし同時にそれほど感動もせず、といったところ。PSP-1000と並べると確かにコントラストの超絶な差異に気づきますが、どちらかというとPSP-1000がおかしいのではと3年ごしの事実に気づかされます。このPSP-1000の過ちに驚きたい人、PSP-2000を持っていなくてPSP-1000が筋トレ器具になっている人、iPodや最近のケータイを持っていないけれども出先でニコニコしたりワンセグ見たりしたい人、この3パターンに当てはまらない人にはさほどオススメする必要もなさそうというのがディシディアFF・プレイ20時間の感想です。筋肉痛にならないのは地味にうれしい。いやそれが普通なのか。
ディシディアFFは盛り上がりに欠けるストーリーと野郎どもばかりのキャラクターたちに目をつぶればなかなか面白いです。所詮格闘ゲームなのではじめの3時間でまず最初の『飽き』はきますが、そこを乗り越えればスルメのように味わえるゲームかもしれません。やりこみ要素や、ゲームを楽しませようとする工夫が随所にあり、それらの全貌を見渡すだけでもおなかいっぱいになれます。全キャラきちんとクリアするのに100時間はいるだろうなぁ。
さて今回、プレイ動画をニコニコにアップしてみました。ディシディアFFはなんとプレイ動画をavi出力できるというweb2.0に真っ向から迎合するすばらしい機能を備えています。avi出力といってもMotionJPEGなので秒間4MBの重量級ながら画質は実際のリプレイとほぼ同等。このために8GBのSONY純正メモステ買っちまいましたよ。これは良いSCE×スクエニの戦略。
で、実は今回ニコニコに初アップしてみたんですけど、Adobe Flash CS3 Video Encoderでエンコードした動画が『変換不可能』とニコニコにはじかれるというお粗末過ぎる展開に。Quadな今のPCとCore無印DuoのノートPCと、変換速度が大して変わらなかったというのもまた変な話。ホントこのエンコーダーは使えねぇwww
FF3からオニオンナイト(Lv.100)、FF6からティナ(Lv.70)、この2キャラでCPU対戦してみました。下レベルのキャラだとあっさり倒せてしまって試合になりませんが、ひとつでも上のレベルのキャラだと正攻法では倒せなくなるのでやっぱり試合になりません。そこがブレイブ制度の問題だと思います。
※ニコニコの仕様が変わってサムネイルがうまく表示できなくなったようなので動画へ直リンク
オニオンナイトの火力の低さは異常ですが、ゴツい鎧の人とかイケメンは使っていて面白くないので、必然的にオニオンナイト・ジタン・ティナの3択に。もちろんこの3人のレベルは早々に100に。システム的に召喚術士が出せないという理由は察することができますが、それでもリディアやエーコに出てほしかった……ストーリーモードの男むささにはもう耐えられません。ケフカだけはゆるす。千葉繁は久々に評価されるべきだと思った。
と、こんな感じで年の瀬は迎えていますが、冬コミには夏に続きまたしても行けなくなったのでションボリ。行けないコミケのカタログを買うこのわびしさにもそろそろ慣れそうです。次の夏コミまでは8ヶ月か……長いな……。
2010年11月22日 0時更新
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
« 11月 | - | 05月 » | ||||
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
28 | 29 | 30 | 31 |
Hello, sir, i have the same probleme. Can we talk about that in details please? Send me a mail please and i want to know how can we fix this problem. Because my psp has the same problem too. Thanks.