今日も昨日に引き続き最近読んだマンガの感想記事です。昨日の記事はこちら → ハニカム1巻や花やしきの住人たち1巻など最近読んだマンガの感想。
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とりあげるのはCLOTH ROAD6巻(okama+倉田英之/月刊ウルトラジャンプ連載)、ドロテア~魔女の鉄鎚~6巻[完結](Cuvie/月刊ドラゴンエイジ掲載)、Doubt2巻(外海良基/月刊少年ガンガン連載)、ゾディアックゲーム1巻(真じろう/月刊コミックブレイド連載)の4作品4冊です。いつもどおりジャンルがバラバラですが、それがいいとおもっている。
CLOTH ROAD6巻。作画・okamaさんの八百万ある魅力のひとつ・エログロ。そのうちグロの部分が全開した巻でした。ストーリーとしてはそれぞれ重要な部分ではあったのでしょうがないのですが、なかなか重い方向に進んでしまいました。よもやこんな展開になろうとは……。
とはいえそれもいくつか並行して進んでいるストーリーの1本。CLOTH ROADの主人公であるジェニファーとファーガスの双子姉弟(兄妹?)は相変わらずのお気楽痛快珍道中を驀進しているので、そこは安心です。アニメ化の際は是非珍道中メインの脚本で!
ドロテア~魔女の鉄鎚~6巻[最終巻]。西洋を舞台にした正統派歴史ファンタジーもついに完結。魔女狩りと戦うドロテアは第2のジャンヌダルクになるのか、悲劇を食い止めた新世代のヒロインになるのか、それとも……! 果たしてどのような結末を迎えるのか、とても気になっていましたが、なるほど、と思わされる形に収まりました。
この6巻(といっても分厚い巻もあったので実際はそれ以上の分量)のなかでドロテアは特別なファンタジー能力を持つでもなく、ただ懸命に自分の意志を貫くという意思と努力とカリスマ性で事を成し遂げていきました。画としては地味になりがちですが、そこをきっちりわかりやすくかつ華やかに描ききったCuvieさんはもうさすがとしか……! 次回作+αにこれからも期待します。
Doubt2巻。分厚いわりに、ストーリーが進んでいません。そして読んでいて目につく要素を挙げていくと、両極端な心理描写、不必要な猟奇表現、一貫性と合理性のない言動と行動、浅く薄い死生観と緊張感などなど。セリフにも行動にもリアリティがありません。うーんアラばかりが……。負の意味でこれはひどい。
ストーリー自体もこのままどう辻褄をあわせていけば整合性の取れた、矛盾のない展開にできるのか、気になります。内容そのものの面白さではなく、どこまで超展開になっていくのかという意味で、とても気になります! それらしい伏線や含みのあるセリフの数々が活かされたうえでサプライズがあれば、まぁ最終的にはすべてが帳消しになるかもしれないんですけれども(シックスセンス理論)。
ゾディアックゲーム1巻。Doubt2巻と同時にゾディアックゲームというマンガをジャケ買いしたんですけれども、まぁこのDoubtとつっこむべき部分は同じ。どうしてそこでそんな軽薄なセリフをやすやすと吐けるのか、どうしてそこでそんな余裕のある行動を考えなしにできるのか。動きの間に“行間”のないマンガだからこそ、絵だけ見せる事で完結してしまいかねないマンガだからこそ、1コマ1コマの心理や身体の動きが重要になってくるのでは? それらが欠如したマンガはおままごとラクガキ帳にしか見えません。
そしてDoubtは密室残虐サスペンスという点でSAW、ゾディアックゲームは生死を軽んじたゲームという点でデスノート(や未来日記やFateや金色のガッシュなど……まぁありがちなのか)にそれぞれ影響を受けすぎているような感があります。どちらが優れているかはまぁ推して知るべし。Doubtはガンガン掲載の作品。一方のゾディアックゲームはコミックブレイド掲載の作品。まぁマッグガーデンもスクエニも、結局はそういう具合なんでしょうね。
CLOTH ROADはワクワクよりドキドキが強い話が続いたため、またジェニファーとファーガスの活躍劇に戻ってほしいところ。そしてドロテアの更なる評価とCuvie先生の次回作への道をそれぞれ期待してやみません。
ちなみに明日もマンガの感想記事。3日連続という縛りが大好きである疑惑が浮上。
2008年08月31日 0時更新
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