2008年05月02日のニュースとネタをお届けします
最近読んだマンガの感想について書いていたら『ワールドエンブリオ』だけで長文になってしまったので切り出して単独記事にします。そんなわけで以下ヤングキングアワーズ連載中のアクションSFマンガ『ワールドエンブリオ』の書評/感想記事です。
これまで何度か『ワールドエンブリオ』作者である森山大輔について触れてきましたが、大抵この『ワールドエンブリオ』を前著にして世紀最大の傑作『クロノクルセイド』と比較して貶めていました。すいませんでした! 僕のなかでは『クロノクルセイド』とは偉大なマンガであり、その作者の新作である『ワールドエンブリオ』にかけた期待はそれほどまでに大きかったのです。
ですがここにきて『ワールドエンブリオ』が『クロノクルセイド』をある一点において凌駕しました。それは……登場ヒロインの素晴らしさ! 早い話が、『ワールドエンブリオ』のおにゃのこが異様に素晴らしすぎるということ! 『クロノクルセイド』の数少ない欠点のひとつとして女性キャラの非戦闘シーンの少なさが挙げられます。戦闘では皆さん大活躍するのですが……描かれるのはどれも純粋にかっこいいシーンであって、内面的な萌えを沸きたてるようなシーンはほとんどありませんでした。
しかし! この『ワールドエンブリオ』ではついに先週発売の4巻でその"玉の瑕"を克服することができました。新キャラ・霧島鞍螺、通称クララ先輩が……か、かわいすぎる……!
このクララ先輩、金髪・オッドアイ・ポニーテール・大きな赤リボン・フリフリの服・絶対領域など……考えうるすべての萌え要素を完璧に実装しています。これだけでも完璧に完璧なのに、このクララ先輩は片言でアホっ娘でお嬢様気質でおまけに強いときたもんだ。これは……本当に……地球に生まれて良かった!
そんなクララ先輩が縦横無尽に敵をちぎっては投げちぎっては投げし、明朗快活に喜怒哀楽するのです。もう1コマ1コマが愛おしくてたまりません! これまで3,000冊近くのマンガを読み漁ってきましたが、ひとつの到着点を見つけた気がします。クララ先輩こそ現時点で至高の萌える対象です。脳内委員会では金賞でも特別賞でもなく、大賞。僕にとって『クロノクルセイド』でもついに見つけられなかったひとつの極みに、この『ワールドエンブリオ』は達しました。
そう、『ワールドエンブリオ』では『クロノクルセイド』以上に凝った戦闘シーンに加え、『クロノクルセイド』以上に描き込まれたキャラクターデザイン、『クロノクルセイド』以上に映える構図と3点が完璧に揃ったのです。これにより単にかっこいいだけでなく、かっこいいとかわいいが両立する奇跡のマンガとなりました。かっこいいのも正義だし、かわいいのも正義。これは奇跡というよりもはや神秘!
もともと『ワールドエンブリオ』には、有栖川レナ(クーデレxメガネx委員長)、笹森天音(姉x姉x姉)、ネーネ(最近法律でごにょごにょ)など単独で一国を滅ぼせるほどの力を持つ女性キャラが活躍してきました。ここにクララ先輩という(金髪xオッドアイxポニーテールx大きな赤リボンxフリフリの服x絶対領域x片言xアホっ娘xお嬢様気質x強い、普通に強い)キャラが加われば……あわわ……なんというヒロインの無駄遣いに……!
ただひとつ惜しむらくは話と設定がいまひとつ面白くないこと。とりわけ設定の魅力の薄さはかなりヒドいものがあります。携帯電話を媒介にして怪奇現象が広がる、という確か1巻のあたりの核となっていた設定がいまとなってはほぼ空気のように薄れてしまっています。また敵対勢力がどういった存在なのか、それ以上に味方の組織がどんな目的でどの程度の規模でどのように活動しているか不明瞭というのもまた大きな理解難の原因に。ネーネ出世の秘密と刃旗(SF能力)だけでご馳走様なのに、デジタル製品や組織内情まで盛り込まれては……脳が混乱してメインストーリーを楽しむことができません。いや、これがメインストーリーだから楽しめないのか。うーん。
しかし作者・森山大輔には前作『クロノクルセイド』で設定と伏線の大風呂敷を見事に回収した実績があります。『ワールドエンブリオ』がどの程度のボリュームになるのかわかりませんが、この4巻でようやくキャラクターと設定が揃って物語が始まった感。丁寧に時間をかけてこれから『ワールドエンブリオ』が展開していくことを期待しています。
なおとらのあなでは現在『ワールドエンブリオ』を買うとクララ先輩とジョー先輩のツーショット描き下ろしイラストペーパーをもらえます。あ……そうだ、この2人は実の兄妹なので……妹キャラまで内包しているのかァァァァァ!!!!! ちなみにオープンしたばかりのとらのあな吉祥寺店で5/10に森山大輔サイン会があるそうです。……行こうかな! 本気で!
……※整理券の配付は終了しました。
、だそうです。
あ、そうそう。クララ先輩……あまりに完璧すぎて死亡フラグが立たないかどうか、ここで危惧しておきますね。この悪い予感が、どうかあたりませんように!
あと余談ですが、シルエットだけならFFT-Aのヒロイン・アデルに……似ているような気もしますが、アデルたんハァハァと言い続けてきた僕なのでむしろ自分の初志貫徹ぶりに恐れ入る次第。
[追記] さらに驚愕の事実が発覚しました。クララ先輩、11歳のときはツインテールだったようです。もうね……どこまでも……どこまでも……どこまでもッッッ!! もうクララ先輩は人生と言っても差し支えないんじゃないかな(僕限定。)。
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2008年05月03日 0時更新
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