2008年03月21日のニュースとネタをお届けします
海腹川背シリーズといえばSFC版、PS版とコアな魅力でアクション野郎をひきつけてきた名作ゲーム。変わった苗字と良い意味で統一感のない造形で定評のある主人公海腹川背さんも有名です。
さて今回11年ぶりのまさかの新作(PS版の移植)『海腹川背Portable』がPSPで発売されるのですが、重力が無視されたり支点力点作用点の概念がおかしかったり3D背景の消失点の計算がされていなかったり、と不具合の嵐で散々である模様(詳しい経緯や現状はまとめWikiをご覧ください)。
本作の発売元・マーベラスエンターテイメントは古くは『KOF EX ~NEO BLOOD~』で驚きのカクカク動作、直近では『ルーンファクトリー(牧場物語)』で進行不能になるバグをみせてくれるなど、毎年何かしら話題に事欠かない(そしてサポートをしない)ことで有名。
また本作の開発元であるロケットスタジオという制作会社は2006年12月にXbox360版カルドセプトサーガでランダムな目の出るサイコロを作れなかったスタジオとして一躍黒歴史業界のスターダムに。これがどのくらいおかしいかといいますと、家計簿ソフトのくせに掛け算ができなかったりですとか、世界で一番売れている表計算ソフトのくせにやっぱり掛け算ができなかったりですとか、そのくらいのレベル。掛け算も乱数もプログラミング言語の仕様によるところも大きいので仕方ないといってしまえばそれまでですが、逆にだからこそ開発者努力でなんとかすべきポイントでもあります。ランダム性がないというボードゲームとしての基本をおろそかにしたゲームをリリースしてしまうとは何事だ、ということで当時かなりの大騒ぎになりました。このときは発売もとのバンダイナムコゲームスとハードの販売元であるMicrosoftの判断で回収、修正版との交換がなされたので最終的に見れば事なきを得たものの、クロスレビューで高得点をつけたファミ通やデバッグを担当した猿楽庁に批難が集まるなど問題は各地に飛び火しました。
マーベラスエンターテイメントとロケットスタジオ。そんな二社がタッグを組んだとあらばそれはもう……それはもう……!!! まぁマーベラスエンターテイメントはKOFのアレ以来、どんな良い作品が出ようと“そんなのは偶然、デフォはユーザーをナメきった作品”というような偏見が僕のなかにも生まれていましたから、まぁ今年もかというのが僕の感想。
こうなることが予測できなかったわけではないでしょうし……おとなしくPS版の海腹川背・旬をゲームアーカイブス配信すればみんなが幸せになれたのではないでしょうか。それにしても嫌な事件でしたね。
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2008年03月22日 0時更新
