TRASH-NEWS:まだまだゲームは盛り上がるんだなと実感した2007年12月27日の記事一覧

TBSで2008年から放映される『To LOVEる』、公式サイトオープン: ジャンプフェスタで正式発表されるやいなや各所で大絶賛されているアニメ版『To LOVEる』に公式サイトが出来ました。僕がとりわけ“やってくれたな”と感じたのは主人公リトの妹(兄に対してクーデレ系)・結城美柑がcv花澤香菜であること。あの良い意味で一向にプロ慣れしない演技をまた聞けるとは……！というか来年はガンスリ(新)でアンジェリカとかやるんですか。あまり仕事を請けて場慣れしないで欲しいのですが(無茶な)。ちなみに妹役という役柄はミーナのナコルで既に鉄板であることが証明されています。これは期待で胸が高まってまいりました。

MSのクリスマス・プレゼント? XPでも「メイリオ」が正式に利用可能に: 『メイリオ』とは本来Vista用のフォントでXP環境では入手できず使えませんでした。しかしメイリオのあまりにもWindowsらしからぬキレイさから人気が出始め、ネットからこっそりダウンロードしたりVistaから詐取したりして使われていたケースが多いことと思います。どちらも法的に問題があるためおおっぴらに認められることはありませんでしたが、なんとこのたび本家MicrosoftがXP用にメイリオを配布することを決めました。『Visual C# 2008 Express Edition(無料)』をインストールする必要があるものの、XPであってもメイリオが正式に利用可能となったのです。これで大見得を切ってメイリオフォントを打ち出していけますねこのサイトも！

「厚労省」をGoogle検索すると別のサイトがトップに: この現象は約24時間、Googleでのみ見られたものであるそうです。『別のサイト』とはココ(リンク先はITmediaによるスクリーンショットページ)。Googleの検索エンジンのアルゴリズムを逆アセンブルするには好例となるかもしれません。

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気づけばこのTRASH-NEWSの記事の大部分がニコニコ関連……。もうNicoNico-NEWSとか改名すればいいと思う。

ニコスクリプトを全ユーザーに開放: ニコスクリプトとは正式名称を『NICOScript』といい、『ECMAScript』の派生言語であり……というのは真っ赤な嘘で動画でクイズやアンケートを行えるようになる言語のこと。まぁ正直ニコスクリプトを利用した動画はほとんど見かけませんけどね……。また同時に『投稿者コメント』も全ユーザー(動画投稿者)に開放。投稿者の意図した字幕を通常のコメントとは区別して表示させることの出来る機能ですが、これもやはり見覚えはありません。ニコスクリプトに関しては導入が11月26日ですから1ヶ月で『プレミアムユーザーの優越』がなくなったことに。果たしてプレミアムユーザー専用だったから使われなかったのか、ただ単に利用価値に乏しいから使われなかっただけなのか。今後のニコニコ動画を見ていけばその注目の結果がわかります。ちなみに僕はプレミアムユーザーですが面倒なのでコメントにsitaとかgreenとか、それすら打ち込みません。

ドワンゴに「ニコ動事業本部」「dwango.jp」との2本柱に: ニコニコ“事業部”からニコニコ“事業本部”への昇格とのこと。部署の人員も25人から40人へ増員、うち5人が削除人に就任したようです。5人で毎日アップされる数1,000本の動画をチェックするとか……ドモホルンリンクルの人とは対極にある忙しさですね！

クリプトン伊藤社長の「態度」: ドワンゴが『初音ミク』をJASRACに登録した件について、『初音ミク』の生みの親クリプトン社とおおもめしたのは記憶に新しいところ。一昨日になってようやく両者の和解表明が連名で発表されたものの、そこに至るまでに見つかった課題は数知れず。その課題について竹熊氏のブログの記事で書かれている指摘が興味深いのでとりあげておきます。ざっくりまとめると、『この騒動は異なる商習慣を持つ業界同士に起きた一種の文化摩擦のようなものであるものの、一般社会の通念ではドワンゴの分が悪い』。この一件でクリプトンはユーザーの立場にたっていることをあらためて体現し株を上げましたが、一方ドワンゴは悪い意味でavexの子会社であるという事実を露呈し株を大きく下げたのではないでしょうか。

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indexページへのアクセスも含めると、
『テイルズオブヴェスペリア』の検索で400件のUAがありました。
みんなどれだけテイルズに興味があるんだw
なんだかんだで注目されているんですね。

やれ脳トレブームでゲームは死んだ、
任天堂の奇天烈UIでゲームらしいゲームは死んだ、
そもそも娯楽の多様化でゲーム業界そのものがダメだ、
という論調がありますが、
この結果を見るとそう悲観すべきものでもないかもしれないと思いました。

まだまだ多くの人にとってゲームへの興味は薄れていないし、
まだまだ多くの人がゲームを話題にして盛り上がれると。

ゲーム人口の裾野が広がったりゲーム離れが進んだりで
“ある程度コアな”ゲームプレイヤーが減ったような気はしましたが、
まぁ少なからずテイルズオブ需要はあることを確認できました。

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2007年12月27日のぶん
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