TRASH-NEWS 『クリスマス? いいえ、冬コミです』2007年12月25日の記事一覧

さまざまなごたごたですっかりとりあげ損ねていましたが、先日行われたジャンプフェスタでテイルズオブシリーズの新作『テイルズオブヴェスペリア』が発表されました。

現時点で公式のソースがファミ通の速報記事しかないため情報量に欠けますが、以下のことが判明しています。

『テイルズオブヴェスペリア』初報から判明した概要

1. 発表場所 :: ジャンプフェスタ2008 (12/22,12/23)
2. タイトル :: テイルズ オブ ヴェスペリア
3. 英字タイトル :: Tales of Vesperia (ToV)
4. メーカー :: バンダイナムコゲームス
5. ハード :: 未定
6. 描画方式 :: トゥーンシェイド
7. キャラクターデザイン :: 藤島康介
8. アニメーション担当 :: Production I.G
9. 発売予定日 :: 2008年

ヴェスペリアはVesper(=夕闇)からの造語であると思われます。夜明けではなく、あくまでこれから夜を迎えるという時間帯を示す“ヴェスペリア”。発表されたスクリーンショットからも見て取れるように暗い印象が漂っていますね。

またハードが未定とありますが、これはおそらくPS3かXbox360のどちらかではないでしょうか。これまでテイルズオブシリーズは各ハードでまんべんなくリリースされており、Wiiで『釘宮ラタトスク』が出ることを考えると必然的にそのほかの次世代機でリリースされる可能性が高くなります。 トゥーンシェイドを利用したゲームとしてはテイルズオブシリーズをリリースしているナムコレーベルのほうでは『トラスティベル ～ショパンの夢～』があります(ただし開発会社はトライクレッシェンドということで遠まわしにテイルズスタジオと怨恨関係)。このソフトはもともとXbox360用ソフトとして発売されPS3に移植されるという経緯があります。と、いうことはトラスティベルのトゥーンシェイドエンジンを流用すればPS3/Xbox360のどちらでもトゥーンシェイドのゲームを作ることが容易であるため、もしかしたらこの『テイルズオブヴェスペリア』も……?と考えられるのです。

『テイルズオブヴェスペリア』初報から推察できるハード

1. Wii :: ラタトスクの発売が予定されているため可能性は低い
2. PS3 :: Wiiでは100%再現しきれないグラフィック、Xbox360よりは大きい市場、PS3のRPGニーズ、この3点を考えれば可能性は高い
3. Xbox360 :: テイルズオブを世界展開したい(世界で有名なテイルズオブはシンフォニアのみでそれでもシリーズを通して100万本そこそこしか売れていない)、Microsoft陣営にいい顔をしたいという思惑があれば可能性はある
4. PS2 :: 技術的な制約よりも売り上げを最重要視するならば現実味を帯びてくる
5. PSP :: ディシディアFFレベルのグラフィックを実現できるならば案外伏兵かもしれない……ッッ!!

もしかしてPS2+PS3+Xbox360の超マルチ展開だったり……そこまで社運をかけられるかどうかはわかりませんけれども。個人的にはPS3単独リリースで新世代のRPGをアピールして欲しいところです。テイルズオブ永遠のライバルたるスターオーシャン4とどちらが先にリリースハードを発表するか……楽しみです。

さてジャンプフェスタでの発表をレポートされた記事がありますので、そちらからも『ヴェスペリア』について調べてみます。

ふぇいるーむさんによるレポートを参照し、以下のような情報をまとめることが出来ました。

『テイルズオブヴェスペリア』初報から判別/憶測できる概要

1. ジャンル :: 「正義」を貫き通すRPG
2. ディレクター :: 樋口義人
3. パーティ形式 :: おそらく4人パーティ
4. 主人公(?) :: 黒髪の青年
5. ヒロイン(?) :: ピンクのショートヘアー(鎧もピンク)の少女剣士

ディレクターの樋口義人さんは『シンフォニア』や『ジアビス』でもディレクターを担当している方です。この記事に書かれているウワサによると吉積PがPではないとのことなので、樋口さんの采配が大きくなるかもしれません。あと豆知識ですが吉積Pの『吉』は下の棒が長いそうですよ。豆知識終了。

そういえば藤島康介がキャラデザをするということはほぼ奥村大悟さんの参戦も確定。見た感じヒロインもとてもすごく素晴らしいので、これは期待せずにはいられません。秘奥義のカットインはとりあえずスクリーンショット確定で。もちろんマルタは1,000回保存した。

関連作を乱発しているとの批判も多いテイルズオブシリーズですが、ここにきて久しぶりの完全新作を発表した形になります。『ラタトスク』はWiiを買わせるに至るキラーソフトになるかわかりませんが、この『ヴェスペリア』はきっとハードを牽引するソフトになるはず(超予想)。脳みそを(いい意味で)中学生にまで戻してくれる希有なRPGとして、この新作に期待したいと思います。

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ああ……そういえば今日は12月25日なのか……(今さら)。

転校ならしょうがない。

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『迷ったら買え』が秋葉原における買い物の第一の鉄則だと思います、TRASH-NEWSの中の者です。というわけでアニメイトのFate/stay night 5巻の購入特典・凛のイラストミニ色紙欲しさにもう1冊買いました。おおお……これだよ、これだよ僕が欲しかったのは……！ とらのあなのペラ紙(コピー誌より劣悪)オマケとは違う、額に飾ってきちんと絵になるイラスト色紙。僕にとってはそんじょそこらのインテリアアートに引けをとらない……！

僕の信条としているジャケ買い道において同じ本を2冊買うのは邪道です。金銭的な理由というより本棚のスペース上の問題、あるいは『ジャケ買い』精神における自分ルールに則ってのこと。同じ本を買うなら目の前にある光り輝く1冊を！ 読んでくれという扇情オーラを感じ取れることの出来る1冊を！ しかし今回ばかりはダメでした。自分の欲望に負けました。自分の凛に対する欲望に負けました。

しかしこの凛は実に素晴らしい凛です。後悔などしていない。

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