オライリーといえば僕も大好きな『Web2.0』を提唱したwebまわりのすごい人。CNETによるとそんなオライリーに日本代表としてひろゆきが殴りこみ対談に赴いたそうです。
記事から面白い発言をざっと拾ってみます。
Web 2.0に関する記事を書いたのは2005年。でもWeb2.0という概念について考え始めたのは10年前くらいから。 (オライリー氏)
僕たちがwebにハマりはじめたそのころから既にwebの未来を見ていたとは
。でも『Web2.0は構想10年の力作』などと見出しをつけるとよりいっそう安っぽく聞こえますね!
(Web2.0について)ばからしい名前だよ。ウェブの新しいバージョンだと思っている人が多いし、そういう意味で使ったんじゃないのに。 この言葉を使ったのは、みんな、ドットコムバブルの後、ウェブが終わったと思っていたからだ。でもウェブは戻ってきた。「Return of the Web」なんだ。(オライリー氏)
日本においてはweb(1.0)が終わったと誰も思っていなかったような気がします。webはいつの間にかはじまっていつの間にか当たり前のように定着していた。海外でどんな動きがあろうとも一番の関心事は自国内の回線速度くらいのもの。だからいまも海外発のWeb2.0がなんなのかよくわかっていないという 。
私が考えているのは、まず、ユーザーが中心となって巨大データベースを作り、多くの人が使えば使うほどそのデータベースは良くなっていってるってこと。“ネットワーク外部性”が成功を導いている。だから、企業が「おれたちWeb 2.0企業さ」って言うとき、私は「どんなデータベース資産を蓄積してるんだい?」って聞くようにしてる。(オライリー氏)
この観点から言えばニコニコ動画はまさしくWeb2.0コンテンツ。動画をアップするのもユーザー、それを使っているのも、コメントを投稿して動画をより面白くしているのもユーザー。“ネットワーク外部性”=ユーザーが多くなれば多くなるほど強まる、という状態がとてもよく当てはまっているのではないでしょうか。個人レベルでこれをやろうとすると間違いなくデータベースの使用量と転送量に目を回すことになりますが、GoogleもAmazonも設備管理会社かと見まごうほどにサーバーを囲っているそうですから安心です。
やはりこれからのwebは『外部性』がキーワードになってくるのではないかと常々思います。一人より二人、三人より四人。エクサバイト時代のビデオ配信はP2Pが担う
といわれているように、一人に二人で石を投げ。 み(三)んなで一緒に(四)返しだ
といわれているように。持つ者にすべてが集中していく
新参者に辛くブルジョワがますますブルジョワになるという現実界の論理がwebに侵食してきているともいえそうです。あくまで権利は平等(P2P)であって権力が集中(雛見沢村)しない力関係が重要なのではないでしょうか。
そういえば最後にひろゆきの感想。
あ、O'Reillyはわりとまともな人だったんだって感じました(笑)
どこまでも失礼なwww
2008年11月23日 0時更新
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